動物編

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ヒメギフチョウ その2

四月二五日に東根市にある白水沢ダムに行った。いつも行く東郷林道の手前の道路から右手に入る農道があり、そこを入っていくと谷川に架かる橋がある。その橋の脇に大きなブナの木があり、そのブナの新緑や実の写真を撮ってきた。私は何度もその農道を歩いてい...
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ヒメギフチョウ その1

ヒメギフチョウとの初めての出会いは、三〇年程前に遡(さかのぼ)る。四月下旬に宮城県柴田町の雷(かみなり)林道脇の村田町に通じる山道に入った時だった。この山道は三~四キロあって村田町の農家の畑の裏手に出る山道である。私はいつもその途中の三分の...
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ヒバリ

 天童に住むようになって麦畑も時々見かけたが、名古屋近辺のように春にヒバリが囀っている光景を見たことはなかった。またその記憶もない。まだ天童にいた頃に三月に蟹江に帰省し、岐阜県海津市にドライブに行った時、その麦畑の上でヒバリが囀っていたのを...
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ヒドリガモ

ヒドリガモは原崎沼のカモの種類を示した掲示板に載っていた。そこでは六種類のカモのオスとメスが図示されているが、こんなカモが原崎沼に来ているのだなあと思いながら見たのが最初だった。当時はカモに関心を持ち始めた頃だが、どんなカモがいるのかさえ分...
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ヒドラ

小学生の時からメダカを飼っていた。その当時は野生のメダカがそこら中にいたので、ヒメダカを飼っていた。ただ育てて観賞するというのではなく、産卵させてその稚魚を成魚まで育てることに夢中だった。そんな少年期の趣味が一生の楽しみになるとは考えてもい...
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ハラビロトンボ

ハラビロトンボはトンボ採集を本格的にするきっかけになったトンボである。シオカラトンボ、ムギワラトンボ(シオカラトンボのメス)と同じように見えながら、腹が広いのが特徴である。初めて見た時こんなトンボがいるのかと吃驚した。それをきっかけに色々の...
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ハヤブサ

タカの仲間は殆ど分からなかったが、それでも少しずつ区別がつくようになってきた。それでも数種類に過ぎないが自分なりには嬉しいのである。区別つくものは今のところトビ、チョウゲンボウ、ミサゴ、ハヤブサとノスリである。チュウヒやツミ等の他のタカの仲...
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ハッチョウトンボ

トンボに興味を持つようになったのは小学校低学年からだった。最初は誰でもが追いかけるシオカラトンボとムギワラトンボ(シオカラトンボのメス)から始まって、ギンヤンマ、ハラビロトンボ、キイトトンボやカトリヤンマ等を捕るようになった。それぞれのトン...
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ハシビロガモ

十二月中旬に日本の三大稲荷と自称する岐阜県海津市の「お千代保(おちょぼ)稲荷」に出かけた。海津市は揖斐川と長良川に挟まれた輪中がある町である。長良川堤防沿いには立派な日本家屋がずーっと並んでいるが、その建っている家屋は周りの土を高く積み上げ...
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ハグロトンボ

ハグロトンボは名古屋や蟹江周辺でも何十年も前にはよく見かけたものだった。羽ばたきながら飛んで、途中の石や草叢の地面に止まる。その時は翅を閉じる。そして時々翅をゆっくり開いてまた閉じる。オスだと思われる尻尾は深緑の金属光沢でとても美しい。そん...