2024-03

動物編

テングチョウ

山形市の高瀬から紅花トンネル(一九七一メートル)に抜けるトンネル前の広場に車を停めて、六月半ばにそこから南に入る林道に入って行った。この林道は何回も入っていて、初めてウワバミソウの赤っぽい瘤(ムカゴ)を見たのもここだった。一番奥がどのように...
植物編

ブナ

ブナは東北の森の代表的な木である。その豊かな実りが野生動物と山の自然の根源であると理解している。私は天童から仕事の関係で鶴岡に行くことが多く、その殆どは月山道を通っている。高速道路の山形道は月山インターで112号線に入り、志津トンネル(53...
植物編

アカバナ

アカバナは最近見つけた花である。原崎沼の網張の里の原っぱで見つけたのだ。10月になって原崎沼の遊歩道をぶらぶら歩いていくと、その真ん中ほどのところに網張の里がある。沼の対岸には、ヘラブナ釣りの人たちが大きな日傘を立て、フナ用の長い浮きをつけ...
動物編

ツマグロヒョウモン

私は小さい時にトンボやチョウをタモ網で捕ったりしたが、チョウよりはトンボの方に夢中だった。昆虫採集に夢中になった少年たちは概ねチョウの方に惹かれるらしい。白い補虫網でさっとチョウを巻くように捕るのがその醍醐味ではなかろうか。最初の昆虫採集の...
植物編

サクラタデ

秋になるとタデ科の花がたくさん咲く。タデ科といえば、赤飯(あかまんま)と呼ばれるイヌタデ位しか分からなかった。「蓼食う虫も好き好き」はヤナギタデのことで、別の項目で述べたが、他にも存在感があるタデ科の植物がたくさんある。 サクラタデ ミゾ...
動物編

ツノトンボ

ツノトンボはこれまで何回かは見かけたことがあった。そのツノトンボはよく見るとトンボのような感じだが、翅が体の割に大きくやや弱々しい感じがしていた。その時見かけたツノトンボは透明な翅だった。 ツノトンボ数年前にこれらと違った個性的なツノ...
植物編

ミョウガ

数年前から興味を持つようになったのはミョウガである。家々の庭の端や家の北側にミョウガを植えてあるのを見かける。私はそれがミョウガだとは思わず、初めはショウガだと思っていた。例えば、スーパーなどで売っているショウガの根に葉がついているのを見る...
動物編

ツグミ

ツグミは私のイメージとしては孤高の鳥である。私が見かけている時にはいつも一羽で耕された畑の中にいるか、木の梢の枝に止まっている姿しか思い浮かばない。仙台の知人宅の餌台でも殆ど餌台に上がっているのを見たことがない。いるとすれば地面の餌台から落...
動物編

チョウトンボ

私が小学生時代を過ごした名古屋の東芝社宅周辺は、町と田舎が入り混じった地域だった。私たち子どもは惣兵衛川(江戸時代に造られた用水路)を越えて、田んぼや畑がある地域に魚捕りや釣りそしてトンボ捕りに出かけたものだった。幼児の頃はシオカラトンボ等...
植物編

コバンソウ

仙台の郊外で小判型の実をつけたイネ科の単子葉植物を見つけた。先端から細い茎が出ていて、穂である小判型の形が重いので結果的に垂れ下がっている。その様子が小判がじゃらじゃら繋がっているようで、初めて見たときにはこんな植物があるのかという感じで吃...