植物編

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ハッカ その2

匂いがする植物のハーブの仲間にはシソ科の植物が多い。「シソ科の茎は四角い」からすぐ他の植物と区別できる。「ハッカ」のところで書いたが、これらのシソ科の花の付き方は色々ある。スペアミントと思われる種類は、茎の天辺に穂を出してそこで沢山の花を咲...
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ハッカ その1

シソ科の植物には香りがするものが多く、昔は薬草と考えられていた。ハーブの仲間の植物にはキク科やセリ科などもあるが、一番多いのはシソ科の仲間だと思う思いつくものでもラベンダー、セージ、ハッカが思いつくシソ科という位だからシソやアオジソなどの匂...
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ヤナギダテ

タデの仲間はたくさんある。小さい時に遊んだ赤飯(あかまんま)はイヌタデで、しかも「蓼食う虫は好き好き」という諺(ことわざ)もあり、夏から秋にかけて野原や道の端に生えている雑草である。  イヌタデ その赤飯にしか目がいかなかったが、天童周辺を...
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ホタルブクロ

初夏に山沿いの道を車で通るとその脇にホタルブクロが見られるようになる。この花を見かけると初夏だなあとの思いが強くなる。東北では普通に見られる植物であり花である。その花の形はリンドウのような釣鐘状の形だが、リンドウのように先端が大きく開かない...
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イボクサ

イボクサはツユクサ探していたときに畦に生えているのを見つけたのが初めてである。ツユクサは朝方に咲いてその日の夕方には枯れてしまうので儚い(はかない)感じの花である。「ツユクサ」の項で書いたように、偶然白いツユクサを見つけたことがあるので、色...
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キクイモ

8月を過ぎると道端に黄色いキク科の花を見ることができる。一本で咲かずに群れて咲くので、その点で存在感がある花である。キクイモである。 キクイモの花 その黄色の花弁も印象深くて一度見ると忘れることはできない。この花は小さい時から見ているが、...
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ラ・フランス

ラ・フランスはその形がいびつで同じバラ科のリンゴ、ナシ、モモなどの果樹のように丸くなく、外見はでっちり型といえる形をしている。フランスが原産なので洋梨であるがラ・フランスと呼ばれている。この形の故か、私の洋画を描く知り合いはこのラ・フランス...
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チゴユリ

チゴユリは可憐なユリ科の花を咲かす植物である。葉は互生しているが茎の先に一つか二つに分かれた小さい花を咲かせる。ユリ科なので葉は楕円形である。  チゴユリの花 この花を見たのは今から何十年も前であるが、いつもその可憐な素晴らしさにうっとりし...
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ミゾソバ

最近になって植物を見る位置やその大きさを気にするようになった。どうしても目立つ花に目がいって、ありふれた植物には目がいかなかった嫌いがある。タデ科のミゾソバも夏から秋にかけて田んぼの畦に咲いているのを知っていたが、詳しく見て観察したことはな...
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ゴウダソウ

これまで宮城県、山形県と福島県を跨いで(またいで)移動することが多く、山沿いの道や県境の峠やトンネルを越えての移動など、ある時期にはタクシードライバー並の距離数を走った時代があった。3年間で12~13万キロ位の距離数の時もあった。 そうして...