伝言板

掲載写真や動画はすべて自分で撮ったもの

いつもこのHPを訪問いただき有難うございます。まだ始めたばかりなので訪問者は多くありませんが、それでも少しずつ掲載してこうと思っています。動植物に興味がある子供たちや同好の士のお役に立てれば良いなと思ってのことです。「動植物から見える世界」...
植物編

タンポポ

タンポポは小さい頃からそこら中にあって、黄色い花がその時代の想い出と繋がっている。タンポポを使って何か作った記憶はないが、それこそ野原に行けばタンポポがあったし、それが当然だと考えていた。色々な分野の人と色々な領域の教材研究をするようになっ...
動物編

ウチワヤンマ

少年期のトンボの採集経験からすると、価値あるトンボといえばギンヤンマとウチワヤンマが代表的だろう。ギンヤンマについては別に書いたので控えるが、蟹江に戻ってくるまでの何十年間の間で、人生で一度だけ捕ったのがウチワヤンマだった。名鉄犬山線の上小...
その他編

春の妖精

春に咲く植物の中には春先にだけ咲いて、その後は枯れてしまい、来年まで冬眠している植物がある。 私は手塚治虫の漫画図鑑で、初めて春の妖精(スプリング・エフェメラル)という言葉を知った。その時の図鑑に小さい妖精の漫画が描いてあって、それが儚い(...
植物編

エゴマ

エゴマを知るようになったのは、知人が野鳥を庭に呼び寄せるために、色々な餌を買ってきて、その中にあって知ったのが初めてである。その時はエゴマという名ではなく「じゅうねん」と言っていたが、東北地方の呼び方だと思う。  種から育てたエゴマ野鳥の餌...
その他編

定点観測

動植物の写真を一か所でまとめて撮れる場所を知らないせいか、同じ場所を定期的に訪れて写真を撮ることが多い。天童にいた頃は山元沼や原崎沼が私のフィールドだった。蟹江に戻ってからは善太川、五条川、木曽三川の木曽川や長良川、藤前干潟に通っている。そ...
動物編

ウスバシロチョウ

五月半ば過ぎに天童のアパートからジャガラモガラに行こうと車を走らせていた。山沿いの道の周りはリンゴやスモモの果樹園になっている。途中で車を停めて、面白い植物がないかと見回しながら写真を撮っていた。畑の放棄地にはワラビが出ていたので、写真を撮...
植物編

サクランボ

山形に来てサクランボの花を見たときは感激した。桜といえばピンクか薄いピンクだと思い込んでいたが白い花なのである。ソメイヨシノのように枝に均等に咲くというよりは、どの枝先にもびっしりと蕾がついて、花が密着して咲くので、遠くから見ると枝に花がま...
動物編

ウスバキトンボ

夏になるとコンクリート道路の交差点上の空間や、道路の傍の草叢の上空に薄橙色のトンボが飛んでいた。それを我々子どもはアカトンボと呼んでいた。秋になるとこのトンボより小さい赤トンボが出現する。それらは飛翔力が弱く草の葉や枝にしょっちゅう止まる。...
その他編

棲み分け

動物では縄張りを作って、他のオスや他の集団を排除することが行われている。動物のオスは尿を縄張りの至るところに吹きかけて、マーキング行動をすることはよく知られている。その理由は、メスを待ち受けて繁殖するための手段だったり、餌確保のための手段だ...