植物編

アケビ

アケビは東北にきて知るようになった植物である。秋に山に入ると、木々にまとわりつくアケビの蔓を伝っていくと、アケビの実を出会うことがある。高い所になっているものが多いので、全部採れる訳ではない。でも崖っぷちや道路にせり出してきたものは、採るこ...
動物編

イソヒヨドリ

蟹江のある尾張西部(名古屋市中川区の西から木曽川まで)でも、天童周辺同様に色々な動植物を見かける。新しい動植物がいないかと歩き回っているが、だんだんこれまで撮った動植物に限られてくる。三重、岐阜、滋賀や福井県方面に遠征すれば、違った種類の動...
植物編

クズ

クズは周りにたくさんある蔓状のマメ科の植物である。秋の七草の一つに数えられており、土手とか木々の上を被って繁茂している。三枚の葉っぱは大きいものだと一枚が人の顔位もあり、それこそ圧倒的な存在感を示している。夏になると線路脇の土手にも繁茂して...
動物編

イセエビ

天童から蟹江に戻ってから一年半が過ぎようとしている。その間に三回伊勢神宮に出かけた。豊受大御神を祀った外宮を参拝してから、天照大御神が祀られている内宮に参拝しているが、内宮のある神宮の森は荘厳で神々しい雰囲気があってたまらない。参詣するため...
その他編

オナモミ認識論

オナモミというのは、子どもの頃友だちとぶつけ合ったり、セーターにひっつけたりして遊んだ植物である。キク科の一年草であるが、夏から秋口にかけて、緑色で楕円形だが先端部が尖っていて表面にたくさんの棘が生えている実がなる。それが乾燥すると、茶色の...
植物編

オドリコソウ

春になると、シソ科の仲間が生えるようになる。その中でもヒメオドリコソウはそこら中で見られる植物である。誰でも、上の方の葉が紫蘇色で下の葉が緑であるこの植物を見たことがあるはずで、日当たりのよいところにも生えているが、日陰のところに多い。しか...
動物編

イシガイ

淡水性のイシガイを見かけたのは天童の原崎沼が初めてだった。原崎沼は四月から十一月まではヘラブナ(ゲンゴロウブナ)釣りの名所であり、十二月から三月まではカモの越冬のために釣りは禁止されている。池の中央には電動式の水車があり冬になるとそれを動か...
植物編

セイタカアワダチソウ

 9月から10月にかけてセイタカアワダチソウが花を咲かせる。一本二本という咲き方ではなく、野原や畑全体がセイタカアワダチソウで被われるのである。 またその草の先に咲く花も強烈な黄色で、その量と色で圧倒される感じがする。この花はキク科だという...
動物編

アマガエル

梅雨時の木の葉や下草の葉に、アマガエルが動かないでじっとしているのをよく見かける。その殆どは緑色のアマガエルである。カエルといえばすぐアマガエルを思い出す位、誰にとってもアマガエルは馴染みの深いカエルである。(以下はアマガエル)鶴岡にある大...
植物編

ヒガンバナ

ヒガンバナの葉と出てきた花茎ヒガンバナは、寺の境内や墓地の周りに咲いているのを昔からよく見ていた。秋の彼岸頃に見ていたから、子供心に好きになれない花だった。花のそのものが知っているバラとかサクラとかのイメージからはとんでもなく離れており、形...