動物編

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オオバン

オオバンは天童の原崎沼で良く見かけたものだった。マガモやカルガモ等のカモ類と較べると、いつも別行動していて水辺のヨシとか藻があるような場所にいることが多い。人が近づくと池や沼の中心部に泳ぎ出す。カモたちは飛び立つのに、オオバンは殆ど飛び立た...
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オオタカ

蟹江周辺の水郷地帯では毎年秋から冬にかけてカモたちがやってくる。またカワラバトの群れも沢山いて東名阪自動車道の高架橋の下に巣を作って、近くの畑で採餌している光景も度々見かける。そんな場所がいくつもあるからか時々猛禽類の姿をみることがある。こ...
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オオシオカラトンボ

オオシオカラトンボは小さい頃には見たことはなかった。名古屋から地方に出かけた時に偶然見かけたことが何回かあった。最初に見かけたのは、中学の夏休みの林間学校で、焼岳に登山するため長野県の木曽福島で汽車を降りてバスに揺られて上高地に行く途中で偶...
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ウチワヤンマ

少年期のトンボの採集経験からすると、価値あるトンボといえばギンヤンマとウチワヤンマが代表的だろう。ギンヤンマについては別に書いたので控えるが、蟹江に戻ってくるまでの何十年間の間で、人生で一度だけ捕ったのがウチワヤンマだった。名鉄犬山線の上小...
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ウスバシロチョウ

五月半ば過ぎに天童のアパートからジャガラモガラに行こうと車を走らせていた。山沿いの道の周りはリンゴやスモモの果樹園になっている。途中で車を停めて、面白い植物がないかと見回しながら写真を撮っていた。畑の放棄地にはワラビが出ていたので、写真を撮...
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ウスバキトンボ

夏になるとコンクリート道路の交差点上の空間や、道路の傍の草叢の上空に薄橙色のトンボが飛んでいた。それを我々子どもはアカトンボと呼んでいた。秋になるとこのトンボより小さい赤トンボが出現する。それらは飛翔力が弱く草の葉や枝にしょっちゅう止まる。...
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ウグイス

梅にウグイスというのが一般的に対連合されているが、しかし実際にその場面を見たことはない。花札にもウメにウグイスとなっているが、実際にウメの蜜を吸いに来るのはメジロである。緑色の羽からそう思われてきたのだろう。知人宅の庭には餌台が三つあって、...
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カワウ その2

善太川の堤防でカモの写真を撮っていると、カワウを見かけることが多い。面白いのはカワウの習性である。干潮になると川の中に杭が現れるが、その杭の先やはたまた川辺の端に現れる岩、テトラポットや石を集めて包んだ網袋の上にも止まったりもしている。見て...
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カワウ その1

冬になってカモの写真を撮っているうちに、少しずつその種類や特徴も覚えられるようになって来た。 カワウ原崎沼で三脚を使って写真を撮っていたら、防寒具を着て遊歩道を歩いてくる男性がいた。この時期に犬を連れて時々散歩している人は見かけるが、...
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イモリ

イモリは沼などで見かけたことはあるが、それほど多くはない。小学生時代には爬虫類のヤモリと両生類のイモリの違いさえ知らなかった。小学生の頃、夏になると社宅から名古屋市営児玉プールに友達と毎日泳ぎに行った。その途中の屋敷の門にヤモリが何匹かへば...