動物編

カワウ その2

善太川の堤防でカモの写真を撮っていると、カワウを見かけることが多い。面白いのはカワウの習性である。干潮になると川の中に杭が現れるが、その杭の先やはたまた川辺の端に現れる岩、テトラポットや石を集めて包んだ網袋の上にも止まったりもしている。見て...
その他編

種(シュ)を考える

高校の生物の授業で今でも印象深く覚えていることがある。生物は担任の村井先生だった。最初の時間にはソメイヨシノの花を持ってきて形態的な特徴を説明してくれた。 アラブ系か サラブレッドか不明 その村井先生がある時、面白い話を授業中に聞かせ...
植物編

セリ

セリは春の七草に入っているし、私たちの食文化の中にも入り込んでいる。レストランのハンバーグやステーキなどに添えるツマやセリ鍋として利用されている。昔からセリの香りやシャキシャキ感が好きだったかというとそうではない。  セリ1 少年時代から青...
その他編

トンボの産卵方法

幼い時からトンボとは親しい関係だったから、その産卵風景も多く見てきた筈だった。私にとってギンヤンマが一番関心のあるトンボで、その習性についてもそれなりに知っていた。その経験もあってギンヤンマの産卵方法が一般的で、他のトンボの産卵方法でも同じ...
動物編

カワウ その1

冬になってカモの写真を撮っているうちに、少しずつその種類や特徴も覚えられるようになって来た。 カワウ原崎沼で三脚を使って写真を撮っていたら、防寒具を着て遊歩道を歩いてくる男性がいた。この時期に犬を連れて時々散歩している人は見かけるが、...
植物編

フタリシズカ

ヒトリシズカとフタリシズカはセンリョウ科の植物だが、私は宮城県の村田の山道で春にヒトリシズカが葉を出して花が咲いているのを見たことがある。よく図鑑に載っている姿形と全く同じだった。葉は若い茶緑か黄緑で、葉で囲んでいる花茎が飛び出しており白い...
動物編

イモリ

イモリは沼などで見かけたことはあるが、それほど多くはない。小学生時代には爬虫類のヤモリと両生類のイモリの違いさえ知らなかった。小学生の頃、夏になると社宅から名古屋市営児玉プールに友達と毎日泳ぎに行った。その途中の屋敷の門にヤモリが何匹かへば...
その他編

植物の共通性

 私は植物の専門家でもなく趣味の延長線上での植物への興味だから、植物の学術的な細かい性質や特徴を学ぼうという気は余りない。でも植物の生き様や適応の仕方などには、とても興味がある。 学生に植物への興味を喚起するために、その同じ仲間の植物の共通...
植物編

キョウチクトウ

夏になると広い道路の両側にキョウチクトウの花が咲いているのを見かける。小さい頃から私の中に、夏の暑さとキョウチクトウが対連合している。終戦の8月15日の暑い日に、キョウチクトウの花が咲いていたと書いてあるのをどこかで読んだ記憶もある。他には...
動物編

イノシシ

イノシシは西日本に多く、六甲山にいるイノシシの子どものウリ坊がテレビ放映されているのを見たことがある。また夜行性のイノシシが関西の都市の街中を徘徊してごみを漁っている様子や、住宅地の両側がコンクリートになっている川の岸辺を逃げ回っている様子...