植物編

ミヤコグサ

ミヤコグサは黄色い花が咲くマメ科の植物だが、エンドウのように髭を絡ませて上方に育っていく植物ではない。それでも群れて咲くことが多く、花の黄色が目立ち可憐な花である。  ミヤコグサの花このミヤコグサは、私の仲間の人たちにとって思い出深い植物で...
動物編

オカヨシガモ

オカヨシガモを知るようになったのは他のカモよりは遅かった。愛西市の善太川でマガモのメスだと思っていたカモの群れの中に、オスとメスと思われる中型のカモがいて、オスは嘴が黒っぽいがメスは黄色っぽい二羽が混じっていた。マガモのメスに似ているがマガ...
その他編

アカトンボの卵の冬越し

九月を過ぎるとアキアカネ等のアカトンボの仲間を見かけるようになる。アカトンボの寿命はどの位か分からないが、夏の季節には高い山で過ごし、秋になると里に下りて来ると言われている。確かに山形にいた時も夏の季節に山に入ると、アカトンボを沢山見かけた...
植物編

タニウツギ

 六月から八月頃にかけて、山沿いの林の中でピンク色で群れて咲いているのがタニウツギである。細い枝が集まっており、その枝先に花が咲いている印象がある。花の色には真紅に近いものもあるが、多くのものはピンク色のものが多い。私にとっては初夏の風物詩...
動物編

オオバン

オオバンは天童の原崎沼で良く見かけたものだった。マガモやカルガモ等のカモ類と較べると、いつも別行動していて水辺のヨシとか藻があるような場所にいることが多い。人が近づくと池や沼の中心部に泳ぎ出す。カモたちは飛び立つのに、オオバンは殆ど飛び立た...
その他編

自家受粉と他家受粉

植物の多くは雄しべと雌しべを持っていて、それが受粉して新たな種を作る。それは人間と同じ有性生殖による子孫の作り方である。この有性生殖では、遺伝子をなるべき自分のものでまかなおうとする自家受粉というよりは、他の株の遺伝子を組み込む他家受粉をす...
植物編

フデリンドウ

秋に咲くリンドウは花屋でも売っているし、若い頃友人たちと南蔵王を縦走したときにも、ところどころに咲いていたのを今でも覚えている。その後畑で栽培種であるリンドウも見かけるようになった。福島県の会津の大内宿の入り口にリンドウを栽培している畑があ...
動物編

オオタカ

蟹江周辺の水郷地帯では毎年秋から冬にかけてカモたちがやってくる。またカワラバトの群れも沢山いて東名阪自動車道の高架橋の下に巣を作って、近くの畑で採餌している光景も度々見かける。そんな場所がいくつもあるからか時々猛禽類の姿をみることがある。こ...
その他編

蝶(チョウ)の幼虫の食性の違い

植物の中には、虫媒花のようにその花の蜜や花粉を昆虫に与えて、その種を実らせる働きを期待するものがある。しかし、昆虫の方はそうした花の都合だけで生きているわけではない。昆虫はその生き様から、植物から都合が良い餌を奪うこともしている。食うか食わ...
動物編

オオシオカラトンボ

オオシオカラトンボは小さい頃には見たことはなかった。名古屋から地方に出かけた時に偶然見かけたことが何回かあった。最初に見かけたのは、中学の夏休みの林間学校で、焼岳に登山するため長野県の木曽福島で汽車を降りてバスに揺られて上高地に行く途中で偶...