動物編

マメコバチ

四月の二〇日前後の舞鶴山の人間将棋の時期に、天童でもソメイヨシノの花が咲くようになる。そのソメイヨシノが盛りを過ぎた頃に、倉津川の枝垂桜(しだれざくら)やサクランボの花が咲き始める。私の住んでいるアパートの裏でもサクランボの木を植えているが...
動物編

マガモ

冬に渡って来るカモといえばすぐマガモを思いつく。カルガモは都市部にも定住しているから、最初のうちは渡って来るのはマガモしか考えられなかった。オシドリは名前を知っていて写真で見たことはあったが実物を見たことはなかった。 原崎沼のカモの説明板...
動物編

ホオジロ

天童にいた頃からホオジロは何度も見かけていた。丘陵地帯を車で通ったり歩いていると、左から右へまたその逆というように、道路を横切って飛んで行く。すぐ木陰に入ってしまうのでその姿をじっくり見ることは珍しい。それでも姿の一部が見えることもあり、そ...
動物編

ホウネンエビ

 蟹江周辺には昔からカメが多い地域である。誰もカメを捕ったり食べたりしないので川のいたる場所にカメがいる。この水路で捕っている時にも大きなカメが網に入ってきた。よく見るとカミツキガメ(ミドリガメ)だった。それを神明社の境内に投げ捨てたが水路...
動物編

ヘビ

小さい時からヘビは見かけていた。家の床下や天井裏に住み着いていて、それが偶然に庭先に出てきたのを見ていた。家の床下とか天井裏にいるのは今から考えるとアオダイショウだと思われるが、当時はそんなことは分からなかった。ヘビの長さは、一~一・五メー...
動物編

ベニイトトンボ

昔からトンボ採集はしてきたがトンボの専門家でもなく遊んだ対象としての存在でしかなかった。トンボの種類や生態も種によって違いがあり、専門家の知識の深さには驚嘆するばかりである。私にはどれも同じように見えてしまう。その中でもイトトンボの仲間には...
動物編

ヒヨドリ

天童でも蟹江でもヒヨドリはそこかしこで見かける鳥である。春になって桜の花が咲きだすとその花の蜜を吸いに来る。メジロも時々見かけるが、ヒヨドリの方が圧倒的に多い。 ヒヨドリ 鳥に興味を持った頃はヒヨドリとムクドリの区別もつかなかった。でもだん...
動物編

ヒメギフチョウ その2

四月二五日に東根市にある白水沢ダムに行った。いつも行く東郷林道の手前の道路から右手に入る農道があり、そこを入っていくと谷川に架かる橋がある。その橋の脇に大きなブナの木があり、そのブナの新緑や実の写真を撮ってきた。私は何度もその農道を歩いてい...
動物編

ヒメギフチョウ その1

ヒメギフチョウとの初めての出会いは、三〇年程前に遡(さかのぼ)る。四月下旬に宮城県柴田町の雷(かみなり)林道脇の村田町に通じる山道に入った時だった。この山道は三~四キロあって村田町の農家の畑の裏手に出る山道である。私はいつもその途中の三分の...
動物編

ヒバリ

 天童に住むようになって麦畑も時々見かけたが、名古屋近辺のように春にヒバリが囀っている光景を見たことはなかった。またその記憶もない。まだ天童にいた頃に三月に蟹江に帰省し、岐阜県海津市にドライブに行った時、その麦畑の上でヒバリが囀っていたのを...