植物編

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サクランボ

山形に来てサクランボの花を見たときは感激した。桜といえばピンクか薄いピンクだと思い込んでいたが白い花なのである。ソメイヨシノのように枝に均等に咲くというよりは、どの枝先にもびっしりと蕾がついて、花が密着して咲くので、遠くから見ると枝に花がま...
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サトウキビ その2

サトウキビの写真を撮るために、四国に出かけた。そこで2種類のサトウキビの写真といくつかの情報を手にすることができた。高知県の四万十市近くの黒潮町では、黒糖を採るためのサトウキビの写真と、それを栽培している人から、話を聞くことができた。1週間...
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サトウキビ その1

サトウキビと言えば、NHKのみんなの歌で「サトウキビ畑」(森山良子 歌)が歌われて、太平洋戦争の沖縄戦と絡んで反戦歌として知られている。  サトウキビ畑 その1 サトウキビは砂糖を採るために植えられているが、世界の生産量の多い国を挙...
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セリ

セリは春の七草に入っているし、私たちの食文化の中にも入り込んでいる。レストランのハンバーグやステーキなどに添えるツマやセリ鍋として利用されている。昔からセリの香りやシャキシャキ感が好きだったかというとそうではない。  セリ1 少年時代から青...
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フタリシズカ

ヒトリシズカとフタリシズカはセンリョウ科の植物だが、私は宮城県の村田の山道で春にヒトリシズカが葉を出して花が咲いているのを見たことがある。よく図鑑に載っている姿形と全く同じだった。葉は若い茶緑か黄緑で、葉で囲んでいる花茎が飛び出しており白い...
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キョウチクトウ

夏になると広い道路の両側にキョウチクトウの花が咲いているのを見かける。小さい頃から私の中に、夏の暑さとキョウチクトウが対連合している。終戦の8月15日の暑い日に、キョウチクトウの花が咲いていたと書いてあるのをどこかで読んだ記憶もある。他には...
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フクジュソウ

天童の若松観音に行く道路脇にある廃屋の周りの畑跡に、フクジュソウの群生地がある。5月から6月頃に花が咲いた後の実がなっていた。実の形は緑色のプラタナスの実に似た形であった。初めて見たのがその実だったので、来年の春になったら花が咲く時期に写真...
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オミナエシ

オミナエシは秋の七草の一つであるが、野生のものは見たことがない。その名前「女郎花」が時代物に出てくる花魁(おいらん)や女郎(じょろう)を想像させるので、いつも心に引っかかっていた。春の七草や秋の七草に興味を魅かれて、夏頃から山沿いや野原を通...
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アケビ

アケビは東北にきて知るようになった植物である。秋に山に入ると、木々にまとわりつくアケビの蔓を伝っていくと、アケビの実を出会うことがある。高い所になっているものが多いので、全部採れる訳ではない。でも崖っぷちや道路にせり出してきたものは、採るこ...
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クズ

クズは周りにたくさんある蔓状のマメ科の植物である。秋の七草の一つに数えられており、土手とか木々の上を被って繁茂している。三枚の葉っぱは大きいものだと一枚が人の顔位もあり、それこそ圧倒的な存在感を示している。夏になると線路脇の土手にも繁茂して...