植物編

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フデリンドウ

秋に咲くリンドウは花屋でも売っているし、若い頃友人たちと南蔵王を縦走したときにも、ところどころに咲いていたのを今でも覚えている。その後畑で栽培種であるリンドウも見かけるようになった。福島県の会津の大内宿の入り口にリンドウを栽培している畑があ...
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タンポポ

タンポポは小さい頃からそこら中にあって、黄色い花がその時代の想い出と繋がっている。タンポポを使って何か作った記憶はないが、それこそ野原に行けばタンポポがあったし、それが当然だと考えていた。色々な分野の人と色々な領域の教材研究をするようになっ...
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エゴマ

エゴマを知るようになったのは、知人が野鳥を庭に呼び寄せるために、色々な餌を買ってきて、その中にあって知ったのが初めてである。その時はエゴマという名ではなく「じゅうねん」と言っていたが、東北地方の呼び方だと思う。  種から育てたエゴマ野鳥の餌...
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サクランボ

山形に来てサクランボの花を見たときは感激した。桜といえばピンクか薄いピンクだと思い込んでいたが白い花なのである。ソメイヨシノのように枝に均等に咲くというよりは、どの枝先にもびっしりと蕾がついて、花が密着して咲くので、遠くから見ると枝に花がま...
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サトウキビ その2

サトウキビの写真を撮るために、四国に出かけた。そこで2種類のサトウキビの写真といくつかの情報を手にすることができた。高知県の四万十市近くの黒潮町では、黒糖を採るためのサトウキビの写真と、それを栽培している人から、話を聞くことができた。1週間...
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サトウキビ その1

サトウキビと言えば、NHKのみんなの歌で「サトウキビ畑」(森山良子 歌)が歌われて、太平洋戦争の沖縄戦と絡んで反戦歌として知られている。  サトウキビ畑 その1 サトウキビは砂糖を採るために植えられているが、世界の生産量の多い国を挙...
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セリ

セリは春の七草に入っているし、私たちの食文化の中にも入り込んでいる。レストランのハンバーグやステーキなどに添えるツマやセリ鍋として利用されている。昔からセリの香りやシャキシャキ感が好きだったかというとそうではない。  セリ1 少年時代から青...
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フタリシズカ

ヒトリシズカとフタリシズカはセンリョウ科の植物だが、私は宮城県の村田の山道で春にヒトリシズカが葉を出して花が咲いているのを見たことがある。よく図鑑に載っている姿形と全く同じだった。葉は若い茶緑か黄緑で、葉で囲んでいる花茎が飛び出しており白い...
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キョウチクトウ

夏になると広い道路の両側にキョウチクトウの花が咲いているのを見かける。小さい頃から私の中に、夏の暑さとキョウチクトウが対連合している。終戦の8月15日の暑い日に、キョウチクトウの花が咲いていたと書いてあるのをどこかで読んだ記憶もある。他には...
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フクジュソウ

天童の若松観音に行く道路脇にある廃屋の周りの畑跡に、フクジュソウの群生地がある。5月から6月頃に花が咲いた後の実がなっていた。実の形は緑色のプラタナスの実に似た形であった。初めて見たのがその実だったので、来年の春になったら花が咲く時期に写真...