動物編

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カモシカ

東北に住んでいると野生の動物と遭遇することがある。会おうとして会えることはなく、偶然に林の中や道路で出会う場合が殆どである。ニホンカモシカ(以下カモシカ)にしても同じである。車で道路を走っている時に杉林の入り口で見かけたり、宮城県側の山沿い...
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カマドウマ

カマドウマは名古屋の東芝社宅にいた頃に、夜になると家の台所の土間にいたのをよく見かけたものだった。カマドウマで遊んだ記憶はないが、それでも自分の小さい頃の生活の中の記憶として鮮明に覚えている。カマドウマを見ると、台所や土間に立ってカマドウマ...
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カマキリ

カマキリは小さい頃から周りに普通にいた昆虫である。あまり親しくなった感じはなかった。幼稚園や小学校でカマキリの卵を捕ってきて、それが孵化して沢山のカマキリの幼虫が教室中を歩きまわったという話は、幼稚園や小学校に実習巡回や授業参観に行くと聞か...
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カッコウ

天童周辺ではカッコウが毎年五月二〇日頃にやってくる。その期日は驚くほど正確でカレンダーを見てやって来るのかと思う程である。東南アジアから夏を過ごし繁殖のために日本に渡って来るのだ。 天童市内で見かけたカッコウ 短大のテレビアンテナに止ま...
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カダヤシ その二

蟹江メダカだと思っていたものが実はカダヤシだった。住んでいる団地から三分ほど行った神明社脇の用水路にはカダヤシが沢山いる。田んぼの水を引く用水路は二級河川の水系によって違いがある。住んでいる蟹江町は名古屋市中川区と福田川を挟んで行政区が異な...
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カダヤシ その1

蟹江周辺にはメダカがいる。近くの用水路で六月下旬~七月にかけて採取することができる。私はメダカを産地ごとに区別して飼育している。蟹江産、福島県いわき産、山形県の羽黒産と三川産である。天童産のメダカも飼育していたが、今年の冬の寒さと管理のまず...
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カタツムリ

カタツムリは子どもの頃には梅雨期の六~七月頃には沢山いたように思う。その頃は植えられていたダイズの葉が食べ尽くされている光景を何度も見かけた。最近ではそのカタツムリを殆ど見かけないようになってしまった。何故だろう。当時のカタツムリは小さい種...
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カケス

カケスはこれまでの人生の中で四回しか見たことはない。いつか会いたいと思っていたが、そう簡単には会えなかった。こうした野鳥との出会いは、チョウゲンボウのように、天童市の成生の薬師神社境内のけやきの大木の洞(ほら)に巣があり、毎年同じ場所で何組...
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カイツブリ

カイツブリといえば名古屋城のお濠にいたカイツブリを思い出す。それも今から何十年も前のことである。私が通っていた名古屋市立浄心中学校は、名古屋城の西北までが学区で、小中学校の頃、その西北の隅櫓(すみやぐら)があるお濠まで自転車で出かけて、釣り...
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カイコ

鶴岡のマリア幼稚園に何年にも亘って保育助言・指導に出かけた。初めは造形研修会の発表準備の手伝いで、発表予定の主任の佐藤由紀先生と何度か打ち合わせをした。 カトリック系の幼稚園で園長が神父で何年か毎に転勤していくので、副園長の渡會(わたらい)...