動物編

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サケ その1

山形県内でもサケの採捕場があることを知った。山形新聞によれば日本海側の遊佐では捕って採卵し人工授精させて放流しているという。私は東日本大震災の前には毎年十月頃になると、福島県楢葉町の木戸川の採捕場によく行ったものである。太平洋から木戸川に入...
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コフキトンボ

シオカラトンボ(ムギワラトンボ)は小さい時から遊んだトンボである。それよりは小さい同じ色をしたトンボも知っていた。シオヤトンボである。コフキトンボという名前は聞いたことがあったがシオヤトンボとコフキトンボがどう違うのか最近まで分からなかった...
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コシアキトンボ

コシアキトンボはシオカラトンボと同じ位馴染みのあるトンボである。シオカラトンボは水辺よりは畑や道端の枯れ枝や石ころに止まったりしている。それに較べるとコシアキトンボはそうした環境ではなく主に水辺や池の周りにいて水面上を飛んだり、水面に出てい...
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コガモ

天童の山元沼や原崎沼には冬になるとカモたちが来ることは知っていた。私はカルガモやマガモは何となく分かっていたがそれも自信があるとは言えないものだった。 コガモの番い そうしたカモの仲間に小型のカモがいるのに気がついた。原崎沼の遊歩道に...
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コウモリ

勤めていた短大の学長室の天井の隅にコウモリがぶら下がっていた。全く気がつかなかったが、松田知明さんがコウモリがぶら下がっていると教えてくれた。どこから入ってきたのか分からないが、当時校舎の耐震化工事で建設業者が天井裏の配線の変更や鉄筋の斜交...
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ゴイサギ

仙台の知人宅は敷地の広さが六〇〇坪もあって、建物と庭以外は竹林も含めてそのまま放置されている。敷地内は雑草だらけで野鳥たちにとってはサンクチャリになっている。その周りも塀に囲まれていて外部からは見えないので、野鳥たちにとって安心安全な場所と...
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ケリ  その2

ある時ケリの群れが東名阪自動車道の近くの善太川の上空で乱舞していた。次にその群れが善太川の水面すれすれまで降りて来たと思うと、それぞれが今度は四方八方の上空に散らばっていく。そうした行動をする群れの上空を見ると、猛禽類のタカと思われる鳥が上...
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ケリ その1

夏に蟹江に帰省した時に関西線永和駅近くの用水路にスジエビ、メダカやドジョウを捕りに行った。水郷地帯なので周りに田んぼがあり工場もありという、大都市から少し離れた地方のごくありふれた風景である。ここではシラサギ、スズメやカワラバトの群れを見か...
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ケラ

小さい時はケラをオケラと呼んでいた。酢(す)をオスと呼んで酢が正式名であるとは思わなかったのと同じである。小さい頃は社宅の前の庭の土を掘り起こすと、たびたびオケラが出てきてそれでよく遊んだものである。その遊びというのは体を掴んで「お前のチン...
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クモ

小さい頃から色々なクモを見かけてきた。今のように密閉されていなかった住宅事情からか、部屋の中でハエトリグモ等を頻繁に見かけていた。今でも時々部屋の中や庭の壁などに張りついているのを見ることがある。垂直の壁に対しても平然と止まっているし、しか...