植物編

ウツギ

 小学校の時に唱歌「夏は来ぬ」の「うのはなの匂う垣根に、ホトトギス早も来鳴きて~」の歌をよく歌ったものである。この曲を聴くと、小学生の音楽の時間の情景を想い出してしまうのだ。歌詞にあるウノハナの匂いは、どんな匂いなんだろうとずーっと思ってい...
動物編

エナガ

 十一月の半ばに岐阜県海津市にあるハリヨ公園に出かけた。トゲウオの一種であるハリヨが生息している場所で、隣を流れる津屋川とこの湧水池にはハリヨが住んでいる。湧水池とそこから流れ込む池を泳いでいる魚を見ると、ハリヨとは思えない程大きなハヤのよ...
植物編

 ウスバサイシン

 ウスバサイシンといえば、すぐにヒメギフチョウを想い出す。私の中ではこの両者は対連合されている。天童にいた頃は毎年四月の末から五月の連休頃、東根の白水川ダム周辺の山にヒメギフチョウを探しに行ったものである。何か所かの定点観測地の一つ、東郷林...
植物編

ウラナミシジミ

 蟹江周辺でこれまで見かけているシジミチョウには五種類いる。そのうち頻繁に見かけるチョウはベニシジミ、ツバメシジミ、ヤマトシジミで春から秋まで満遍なく見かけている。それぞれの種の発生の最盛期は違っていて、ベニシジミとツバメシジミは六月~七月...
植物編

イネ

イネ(コメ)は私たちの生活に欠かせない主食としての役割を担ってきた。今でもその役割は変わらないものの、その需要は段々と少なくなってきている。戦後になって一九六〇年代中頃までは米の自給率が百パーセントに至らなかったので、東南アジアから外米を輸...
動物編

ウラギンシジミ

昔から時々見かけているものの、翅を開いたところを見たことがないチョウがいる。ウラギンシジミである。裏翅は銀白色で、私にとっては魅力的なチョウである。 ウラギンシジミ ウラギンシジミに初めて出会ったのは、紅花で有名な高瀬の村山高瀬川に沿った山...
植物編

イチジク

蟹江周辺ではイチジクの木が植えられているのを頻繁に見かける。民家の庭で植えられているのと違って商品にするために栽培されているようなのだ。八月にはスーパーなどで販売されている。生食するのかジャムにするのか分からないが、この地方では季節を感じさ...
動物編

ウチワヤンマ

小学生の時、なかなか捕れなかったウチワヤンマを名古屋の上小田井のミツカン酢工場前の沼でタモ網を使って一度だけ捕ったことがあった。私のトンボ捕りの想い出の中の大きな事件の一つだった。 ウチワヤンマ(獲物を狩る)その捕ったウチワヤンマを木の菓...
植物編

イチゴ

イチゴはバラ科の花だから、花弁(はなびら)は五枚である。ホームセンターに行ったら、入り口近くに花や野菜の苗などを並べて販売していた。それらを眺めていたら、イチゴで、花の色がピンク色のものが売られていた。商品名には、ストロベリーブーケ・サクラ...
動物編

ウスバキトンボ

小さい頃身近に見ながら捕れないトンボがいた。ウスバキトンボである。交差する道路上や広場の上を飛び交って飛んでいるのだが、タモ網で捕ろうとしても捕れた記憶は殆どない。しかも常に飛翔していて、とまっている姿を見たこともなかった。  とまって陽ざ...