植物編

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タケノコ

タケノコについては色々思い出があるが、初めに思いつくのは孟宗竹のタケノコである。実際にタケノコ掘りに行った経験はない。でも小さいときに母親が孟宗竹のタケノコを買ってきてその皮を剥いで、その柔らかい皮を三角にして、その中に梅干しの種をとって潰...
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竹(タケ)

竹の中で大きくて存在感があるのはやはり孟宗竹だろう。高校時代に出かけた修学旅行で嵯峨野の孟宗竹の竹林を見た記憶がある。その竹林のある風情は、日本の原風景の一部として日本人には懐かしく感じられる。時代劇でこうした竹林での決闘場面が多く見られる...
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ワラビ

春に山菜を採集に行く一番の目的はワラビ採りである。採る楽しさは言うに及ばずそれをポン酢をかけて食べる醍醐味が忘れられないのである。  生えだしたワラビの出始め ワラビの最初の経験は、大学入学で仙台の東十番町に下宿したときに遡る。その当時の下...
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エダマメ

小さい時からエダマメを食べてきた。エダマメを茹でて塩を振って熱いのが少し冷めたものを食べるのが好きだった。エダマメを食べたのは父親が酒のツマミとして食べていたのに相伴したのが始めではないかと思う。小さい頃の写真を見ると初めての子どもだったせ...
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ノブドウ

ノブドウという名前は後から知ったのだが、天童の丘を歩いていたり山に入る脇道の周辺にブドウのような植物があるのに気がついていた。 その果実は、色が白だったり青だったり赤紫だったりと多彩で、しかもそれがブドウよりは少し小さい実であること、それが...
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サクラ

東北は桜の種類の多さの点で、育った名古屋とは雲泥の差である。名古屋では桜といえばソメイヨシノ位で、私は他の桜についての知識は全くなかった。 ソメイヨシノ高校の入学当時、生物担当が村井先生(クラス担任)で、桜の葉や花の仕組みを実際の桜を持...
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ソバ その2

昔に比べると山形や天童周辺でもソバ畑が多くなっている。ソバ栽培とそば屋が多いこととは関連しているのだろう。ソバはタデ科の花で一面に咲いているときはとても奇麗である。私自身は、ソバの美味しさが分かるようになって、頻繁にそば屋に通うようになった...
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ソバ その1

山形に来てソバの美味しさが分かるようになってきた。名古屋育ちなので、きしめんとうどんには小さい頃から親しんできた。うどんで印象に残っているのは、京風の影響なのか薄口醤油でネギ、油揚げと鳴門がのっている篠田うどんである。微妙な味を楽しむ点で大...
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アジサイ

6月になるとアジサイの花が咲くようになる。アジサイはガクが花のように見えて、咲き出してからだんだんと花の色が変化していくのと、それが梅雨時期と重なって雨空のイメージと繋がっている。 アジサイ最近はずいぶんとアジサイの品種改良がなされて、多...
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ネジバナ

高校時代に学んだ多くものは記憶から消え去っているが、それでも何かしら覚えているものもある。その一つに「もじずり」がある。なぜか「陸奥(みちのく)のしのぶもじずり誰ゆゑに、乱れそめにしわれならなくに」という物悲しい歌を覚えている。これは在原業...