2023-06

動物編

イナゴ

秋になって稲穂が垂れて黄色くなった田んぼに、イナゴが沢山取りついている。私がギンヤンマやイトトンボの写真を撮るために畦道を歩いていると、畦道にいたイナゴたちが一斉に稲穂が垂れたイネに飛び移っていく。その数は半端ではない。  イナゴ この...
その他編

七草の話

春の七草野草や植物に親しくなる方法には、星座の夏の大三角(アルタイル、ベガ、デネブ)や冬の大三角(ペテルギュース、プロキオン、シリウス)のように、それを元に他の植物を関連させて覚えやすくさせる方法がある。そんな一つに春の七草と秋の七...
動物編

イトヨ

イトヨ イトヨはトゲウオの仲間で、私にとっては忘れられない魚である。というのは動物行動学のニコ・ティンバーゲンの実験にイトヨが使われ、繁殖期になったイトヨのオスが、縄張りに入ってくる他のオスを追い払おうとする行動について、実験的に確かめ...
その他編

シソ科の茎の話

植物について興味を持ったのは随分古いのだが、植物の茎に着目して考えるようになったのはつい最近のことである。というのは植物の茎は平面(カミソリでスパッと茎を切ると)の形が、どの植物も丸いと思っていたのである。タンポポ、菊、ひまわり、イネや朝顔...
動物編

イチモンジセセリ その2

秋口になるとイチモンジセセリの姿を見かけるようになる。自宅の狭い庭でも見かけるし、川の土手や桑名市長島の「なばなの里」の花壇でも花の蜜を吸っているのを見かけた。私が小さい頃にはそこら中でよく見かけたものだった。秋とイチモンジセセリは私の中で...
その他編

カラスとタカでどちらが強いのか

野鳥の写真を撮るようになって、鳥たちの関係がとても気になり出した。主にカラスとタカとの関係である。私は長いこと猛禽類のタカは肉食で肉を裂き易い鋭い嘴を持っており、羽は大きく頑丈で足は太く、獲物である動物を掴みやすい鋭い爪を持っている。そんな...
植物編

オミナエシ

オミナエシは秋の七草の一つであるが、野生のものは見たことがない。その名前「女郎花」が時代物に出てくる花魁(おいらん)や女郎(じょろう)を想像させるので、いつも心に引っかかっていた。春の七草や秋の七草に興味を魅かれて、夏頃から山沿いや野原を通...
動物編

イチモンジセセリ その1

幼い頃から秋口になると茶色のジェット機の翅のような形をしたイチモンジセセリをよく見かけた。このチョウを見ると秋が来たんだなぁと思うようになっていた。 小学生になるとこのチョウは渡りをするチョウで、中国大陸から風に乗って大群で渡ってくると思い...
植物編

アケビ

アケビは東北にきて知るようになった植物である。秋に山に入ると、木々にまとわりつくアケビの蔓を伝っていくと、アケビの実を出会うことがある。高い所になっているものが多いので、全部採れる訳ではない。でも崖っぷちや道路にせり出してきたものは、採るこ...
動物編

イソヒヨドリ

蟹江のある尾張西部(名古屋市中川区の西から木曽川まで)でも、天童周辺同様に色々な動植物を見かける。新しい動植物がいないかと歩き回っているが、だんだんこれまで撮った動植物に限られてくる。三重、岐阜、滋賀や福井県方面に遠征すれば、違った種類の動...