動物編

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ウチワヤンマ

小学生の時、なかなか捕れなかったウチワヤンマを名古屋の上小田井のミツカン酢工場前の沼でタモ網を使って一度だけ捕ったことがあった。私のトンボ捕りの想い出の中の大きな事件の一つだった。 ウチワヤンマ(獲物を狩る)その捕ったウチワヤンマを木の菓...
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ウスバキトンボ

小さい頃身近に見ながら捕れないトンボがいた。ウスバキトンボである。交差する道路上や広場の上を飛び交って飛んでいるのだが、タモ網で捕ろうとしても捕れた記憶は殆どない。しかも常に飛翔していて、とまっている姿を見たこともなかった。  とまって陽ざ...
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イタチ

動植物の写真を撮るために歩き回っていると、イタチを時々見かけることがある。蟹江周辺でも生息しているようだが、敏捷で用心深いのですぐ叢(くさむら)の中に逃げ込んでしまう。私にとっては写真に撮るのが難しい動物の一つである。今でも残念に思うのは、...
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イソシギ

シギの仲間を初めて知ったのはイソシギだった。イソシギといえば、エリザベステーラーの「いそしぎ」が想い出され、リチャードバートンとの共演だった。そのテーマ曲は耳の中に残っていて、そんな抒情的な風情とイソシギという名前は繋がっている。 イソシギ...
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アマサギ

蟹江周辺で見られるサギには六種類いる。アオサギ、コサギ、ダイサギ、チュウサギ、ゴイサギとアマサギである。そのうち留鳥のアオサギ、コサギ、ダイサギとゴイサギを除くチュウサギとアマサギは夏にやってくる夏鳥である。 餌を探すアマサギ この二種...
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アゲハチョウ

小さい頃からよく見かけていたチョウにモンシロチョウ、モンキチョウそして大型のアゲハチョウがいる。アゲハチョウがナミアゲハと呼ばれることを最近になって知った。 アゲハチョウ(ナミアゲハ) アゲハチョウ科にはキアゲハ、アオスジアゲハ、クロ...
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アキアカネ

アカトンボには何種類もいるが、山形に較べて蟹江周辺ではその種類はそれほど多くない。同定できるアカトンボは、ナツアカネ、アキアカネ、コノシメトンボ、ノシメトンボ位である。でも種類の特徴とその違いを区別するのは難しいと感じている。 ウスバキトン...
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アオモンイトトンボ

定点観測地の永和の雑木林の叢や田んぼでは、九月を過ぎるとアジアイトトンボを見かけるようになる。近くの津島市鹿伏兎の田んぼでも見かけるので、蟹江周辺にはアジアイトトンボが沢山生息していると思い込んでいた。 アオモンイトトンボ 蟹江に戻ってから...
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アオメアブ

小さい頃、真夏の暑い時期に叢の草の葉や茎にとまっている大きなアブを見かけていた。このアブは私の夏の情景の中になぜか含まれているのだ。そのアブを捕った記憶もないし、詳しく観察した記憶もない。でもトンボを追いかけている叢の中に、そのアブがなぜか...
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アオスジアゲハ

アオスジアゲハはヒマラヤ、ブータン、華南や台湾に連なる照葉樹林帯に特有のチョウだと思い込んでいた。その照葉樹林帯は日本では西日本から東海地方を経て関東地方までの区域までで、東北地方までには分布していない筈である。照葉樹林とは葉がテカテカ光る...