その他編

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植物の共通性

 私は植物の専門家でもなく趣味の延長線上での植物への興味だから、植物の学術的な細かい性質や特徴を学ぼうという気は余りない。でも植物の生き様や適応の仕方などには、とても興味がある。 学生に植物への興味を喚起するために、その同じ仲間の植物の共通...
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カモが日本に越冬に来る理由

冬になるとカモの写真を撮るようになった。まだ初心者なので種類の区別が十分できないばかりでなく、そのカモたちの生き様(食性、生態など)も殆ど分らない。天童市の山元沼、原崎沼、東根市の白水川ダムで雪が積もった時に写真を撮ってきた。また蟹江に戻っ...
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七草の話

春の七草野草や植物に親しくなる方法には、星座の夏の大三角(アルタイル、ベガ、デネブ)や冬の大三角(ペテルギュース、プロキオン、シリウス)のように、それを元に他の植物を関連させて覚えやすくさせる方法がある。そんな一つに春の七草と秋の七...
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シソ科の茎の話

植物について興味を持ったのは随分古いのだが、植物の茎に着目して考えるようになったのはつい最近のことである。というのは植物の茎は平面(カミソリでスパッと茎を切ると)の形が、どの植物も丸いと思っていたのである。タンポポ、菊、ひまわり、イネや朝顔...
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カラスとタカでどちらが強いのか

野鳥の写真を撮るようになって、鳥たちの関係がとても気になり出した。主にカラスとタカとの関係である。私は長いこと猛禽類のタカは肉食で肉を裂き易い鋭い嘴を持っており、羽は大きく頑丈で足は太く、獲物である動物を掴みやすい鋭い爪を持っている。そんな...
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オナモミ認識論

オナモミというのは、子どもの頃友だちとぶつけ合ったり、セーターにひっつけたりして遊んだ植物である。キク科の一年草であるが、夏から秋口にかけて、緑色で楕円形だが先端部が尖っていて表面にたくさんの棘が生えている実がなる。それが乾燥すると、茶色の...
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動物体験から学んだ認識の変化

動物の写真を撮りだしてから、それぞれの動物について興味や関心が段々と広がり深くなってきたように思う。最初はカメラの撮影技術も未熟、しかも携帯用のデジタルカメラだったせいで、ある動物の写真を撮るだけで満足していた。場合によってはぼやけてしまっ...