植物編 アサガオ アサガオと言えば、名古屋市西区の東芝社宅の二軒長屋にいた頃を思い出す。私自身は小学校に入る前からそこに住むようになったが、その社宅の前には庭があって、父が色々な園芸植物を植えていた。その中に、アサガオもあったのである。 庭に植えられている... 2024.09.09 植物編
動物編 アオモンイトトンボ 定点観測地の永和の雑木林の叢や田んぼでは、九月を過ぎるとアジアイトトンボを見かけるようになる。近くの津島市鹿伏兎の田んぼでも見かけるので、蟹江周辺にはアジアイトトンボが沢山生息していると思い込んでいた。 アオモンイトトンボ 蟹江に戻ってから... 2024.08.26 動物編
植物編 アケボノソウ これまで野山を歩き回って出会った動植物のうち、もう二度と出会えないだろうと思うものがある。例えば動物ではバンやヒクイナであり、植物ではキンランとアケボノソウである。その生態や分布を知悉している人や、園芸種に親しんでいる人には、ありきたりのも... 2024.08.22 植物編
動物編 アオメアブ 小さい頃、真夏の暑い時期に叢の草の葉や茎にとまっている大きなアブを見かけていた。このアブは私の夏の情景の中になぜか含まれているのだ。そのアブを捕った記憶もないし、詳しく観察した記憶もない。でもトンボを追いかけている叢の中に、そのアブがなぜか... 2024.08.14 動物編
植物編 アケビ アケビを初めて近くで見たのは天童市の原崎沼の遊歩道だった。果実が真ん中で縦に裂けて落ちていた。中身は白っぽいゼリー状の片栗粉を湯で溶いたような感じで、ゼリーの中に黒い粒がたくさん入っていた。そのゼリーにアリが何匹も取りついていたのだった。 ... 2024.08.11 植物編
動物編 アオスジアゲハ アオスジアゲハはヒマラヤ、ブータン、華南や台湾に連なる照葉樹林帯に特有のチョウだと思い込んでいた。その照葉樹林帯は日本では西日本から東海地方を経て関東地方までの区域までで、東北地方までには分布していない筈である。照葉樹林とは葉がテカテカ光る... 2024.08.07 動物編
植物編 アオツヅラフジ 何年か前の秋に、山形市高瀬の田んぼ脇の山沿いの狭い農道を歩いて、アカネの実の写真撮りに出かけた。アカネは四枚の輪生の葉を出し、秋には小さい黒い実を沢山つける。また茎が四角いのにシソ科ではなくアカネ科アカネ属で、「シソ科の茎は四角い」という私... 2024.08.04 植物編
その他編 タカ狩りの調教訓練 タカ狩りの調教訓練をするタカ匠は、タカにウサギ、カモやキジ等に獰猛に襲いかかる習性を温存させたまま、タカ匠の腕から飛び立ってその本能を十分発揮できるように訓練することが目指されている。タカの野生の習性を維持しながら、人間の意思に従って行動す... 2024.07.27 その他編
その他編 カモの話 カモの仲間の写真を撮るようになって、いくつかの疑問が湧いてきた。一つ目はどのカモも水中に潜って魚や甲殻類を採餌しているとばかり思い込んでいた。ところが水面でゆったり泳ぎながら、水面に顔をつけて嘴で何かを掬って採餌しているカモがいることが分... 2024.07.17 その他編
動物編 ルリボシヤンマ 初秋の九月二八日の午後三時頃、勤務する短大の廊下の天井付近を大きなトンボが飛び回っていた。抜け出そうとしているが窓が閉まっているので逃げ出せずにあっちに行ったりこっちに戻ったりしながら飛んでいた。その飛ぶ早さと高さからとても手では捕まえられ... 2024.07.12 動物編